この記事は、
- 子どもがいない夫婦が家を購入する時に知っておくべきこと
- 子どもがいない夫婦の「持ち家派」・「賃貸派」それぞれの意見
- 我が家が分譲マンションを選んだ理由
について書いています。
子どもがいない夫婦のお悩みのひとつは住宅問題。
一般的には子どもが生まれて手狭になったからという理由で、マイホームを考える人が多いですよね。
では世の中の子どもがいない夫婦は
住環境についてどう考えているのでしょうか?
気になって調べてみたところ、賃貸派と持ち家派でまっぷたつに意見がわかれます。
それぞれの意見に耳を傾けてみると、どの意見も納得でとても参考になります。
我が家にも子どもがいませんが、賃貸のままか・家を購入するかで迷いました。
結果的に分譲マンションを購入しましたが
子どもがいる友人に
『子どもいない人が家を買う必要ってあるの?』
と言われました…
いいえ!子どもがいないからこそ、持ち家を選択したんです!
そして私にとってその決断はまちがっていなかったと思っています。
今回は子どものいない夫婦が家購入の前に考えるべきことを、我が家の実例を基にまとめました。
世間の賃貸派・持ち家派それぞれの意見もまとめています。
賃貸か持ち家かで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください!
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子どもがいない夫婦・賃貸派の声
子どもがいない夫婦・賃貸派の声で1番多かったのは
「多額の住宅ローンを背負うことが怖い」
という意見です。
今後の社会情勢の見通しがわからない中で、住宅ローンが払えなくなるリスクを回避したいという考えのようです。
また、「持ち家の必要性を感じない」や「身軽でいたいから賃貸で充分」という意見も見られました。
総合してみると、賃貸派さんは合理的で慎重な方が多く、
「世の中の動きに柔軟に対応していきたい」と考えているようです。
では実際の意見を見ていきましょう。
これから人口は減少していくので、いずれ家が余り、価値が下がる時代がくる
今はちょうど物件価格が高騰している時期なので
「あえて高い時期に買う必要はない」
という意見です。
人口が減れば必然的に土地や住宅があまるため、自然と価格が下がり買いやすくなるだろうという見込みです。
動向を見守って、価格が下がってから購入するかどうかを考えるのかもしれません。
ローンを組むには年齢制限があるので、若い方はしばらく様子を見るというのもひとつの手ですね。
住宅ローンが払えなくなるのが怖い!
家は人生で1番大きな買い物と言われています。
終身雇用も当たり前ではなくなってきた昨今の情勢を考え、リスクを背負うのは避けたいという考え方です。
賃貸の方が身軽
万が一ご近所トラブルがあった場合、持ち家だとすぐに住み替えることは難しいですが、賃貸ならすぐに転居できます。
子どもがいなければ学校区の問題がないので、好きな場所に好きなタイミングで引越しができますよね。
現在は設備が充実している賃貸物件が増えているので、住み替えていけば常に最新の設備の住宅に住めるというメリットも。
持ち家だと経年劣化した場合はリフォームなどが大変ですが、賃貸は負担をしなくてもいいのが長所のひとつです。
退職後に家を買うので、それまでは賃貸でガマンする
一生賃貸というわけではなく、「今は賃貸だけどゆくゆくは持ち家を考えている」という考え方のようです。
転勤が多かったり転職の可能性があると、なかなかマイホーム購入は難しいですよね。
職場が近いという理由だけで、縁もゆかりもない地域に暮らしているケースもあるでしょう。
そんな方たちの中には、住む場所が固まってからマイホームを考えるので、今はあえて賃貸を選択しているようです。
その時のために軍資金を虎視眈々と貯めて待つということのようです。
子どもがいない夫婦・持ち家派の声
持ち家派の声で1番多かったのは
「いずれ自分の資産になるから」
という意見です。
また、「老後の住居の確保のため」や「団体信用生命保険で万が一の時に備える」という意見も見られました。
総合してみると持ち家派さんは堅実な方が多く、住宅購入を将来に備える投資のひとつとして考えているようです。
それでは実際の声を見ていきましょう。
賃貸だと家賃は掛け捨てだが、持ち家は将来的に自分の資産になる
持ち家はローンを払い終われば自分の財産になります。
賃貸物件には諸費用に利益が上乗せされているので、「結局はオーナーの資産形成に協力しているだけ」という意見も。
自分の住む場所と未来に投資をする、という感覚のようです。
子どもがいないと高齢になった時の保証人がいないので、
賃貸の新規契約や更新をしてもらえない可能性がある
不動産業界で働いている知人の話では、賃貸物件は高齢者は審査に通りにくいそうです。
孤独死や失火による火事などのリスクがあるため、貸し渋られたり更新してもらえないことも。
頼れる親族がいない場合は、非常に不利な状況ですね。
老後の住まいを確保するという意味で、持ち家を選択したという人が多かったです。
団体信用生命保険(団信)があるので、
万が一のことがあっても残された家族が住む家を残せる
一般的には住宅ローンを組む時には、団体信用生命保険(団信)への加入が義務付けられています。
団信はローン契約者が亡くなった時に、ローン残金が免除されるという制度です。
賃貸の場合だと残された家族はそのまま家賃を負担し続けなくてはいけません。
持ち家の場合はその後のローン残債がタダになると同時に、資産として手元に残すことができます。
妻が専業主婦の場合には、受ける恩恵は大きいですね。
賃貸だからといって、貯金が増えるわけではない
賃貸派には
『賃貸の家で貯金する』
という意見もありました。
しかし物件によっては、賃貸の家賃と住宅ローンの支払い額がほぼ変わらない、もしくは逆にローン返済額の方が下がったという方もいます。
賃貸だから貯金ができるわけではなさそう。
賃貸の家賃と変わらない・下がるのであれば、将来的に自分の資産になる持ち家の方が圧倒的に価値があるといえるでしょう。
子どもがいない夫婦が家を購入する時に知っておくべき5つのこと
子どもがいない夫婦が家を購入する・しないで悩んだ時に、考えなくてはいけないことをまとめました。
- 経済的に余裕があるかどうか
- 夫婦ごとに答えはちがう
- ライフプランを話し合う
- ローンを組むには年齢的な制限がある
- 誰に相続させるか
順番に説明していきます。
①経済的に余裕があるかどうか
家購入は大きな買い物なので、十分な収入・資金があるか・ローンが組めるのかが1番重要。
経済的な余裕があってはじめて、持ち家が選択肢に入ります。
また、身の丈にあった物件を選ぶことが大事。
希望をぜんぶ叶えていたら、お金がいくらあっても足りない!
時には妥協も必要です。
あらかじめ
『予算はこのくらい』
と決めておくと悩むことが少なくなります。
不安であればファイナンシャルプランナーなど、プロへの相談を強くオススメします。
家問題で迷ったら、まずは資金計画から!
②夫婦ごとに答えは違う
賃貸がいいのか持ち家がいいのかは、価値観によって変わります。
また持ち家の中でも、マンションを選ぶのか・戸建てを選ぶのかも人それぞれ。
家族の数だけ、答えは存在する!
賃貸と持ち家にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
- 転居が簡単
- 住宅ローンのリスクがない
- ライフステージにあわせて住み替えられる
- 家のメンテナンスが不要
- 自分の好きな間取りや内装にできない
- 高齢時に新規契約や更新ができない
- 一生、家賃の負担が続く
- 好きな間取り・内装で生活できる
- 賃貸よりも設備が充実
- リフォームやリノベーションを自由にできる
- 将来的に資産になる
- 簡単に転居できない
- メンテナンス費用がかかる
- 固定資産税などの税金がかかる
- マンションは修繕積立金や管理費が必要
迷ったらまずは自分たちにとって
- 譲れないメリット
- 譲れないデメリット
に仕分けをしてみましょう。
メリットデメリットに優先順位をつけてみると、整理しやすいです
『なにが正解か』よりも『なにが人生において大事か』を考えることが大切。
③老後までのライフプランを話し合う
家を考える時には、自分一人の一存では決められません。
夫婦で今後の人生設計を話し合っておく必要があります。
「まだ年齢的に子どもを授かる可能性があるので、ひと部屋多くしよう」
「いずれ猫を飼うから、猫のための部屋がほしい」
「年齢を考えるとローンを組めるのもそろそろ限界。今のうちに家を買おう」
「老後もこの街で暮らしたいから、車がなくても便利な場所に住みたい」
住む場所、間取り、環境など、お互いの希望を伝えあうことが大事です。
こんなはずじゃなかった…と後悔しないためにも
大事な過程です
④ローンを組むには年齢的な制限がある
一括で支払う場合には問題ありませんが、住宅ローンを組む場合には年齢的な制限があります。
現在は75~80歳まで組めるローンもあります
また、健康に問題がある場合は団体信用生命保険(団信)の審査に落ちたり、組めるローンが限られてしまうことも。
年齢があがればあがるほど、病気のリスクはUPしてしまいます。
いずれ購入を考えている人は、この部分も含めて計画を立てなくてはいけません。
⑤誰に相続させるか
子どもがいる場合は、子どもたちが相続するのが一般的です。
しかし子どもがいない夫婦の場合は、ちょっと複雑。
万が一の時には残された配偶者と、親族が揉めるケースもあります。
自分たちの老後や死後に物件をどうするか、誰に相続させるのか、考えておく必要があります。
遺言をのこしておくといいでしょう
子どものいない夫婦が家を探す時のメリット
- 家族の形が固まっているので、物件が探しやすい
- 立地やインテリアにお金をかけられる
子どもがいる世帯は、
- 子育ての環境
- 学校区
- 将来の教育資金
- 育児しやすい間取り
- 子ども部屋の数
など、住環境や金銭面で考えなければいけないことがたくさんあります。
けれど子どもがいない夫婦は、シンプル!
家族の形がすでに定まっているので、間取りや部屋数を決めやすいのです。
広さが必要ない分、立地・インテリアにお金をかけられるというメリットも。
理想の家づくりをしやすい環境と言えるでしょう
我が家の選択は…持ち家(マンション)
参考までに、我が家が新築分譲マンションを選んだ理由をお話します。
我が家の条件は、
- 分譲マンション
- 新築
- 3LDK
- 70㎡代
我が家の内覧会はこちら
オプション施工や間取り変更をして、理想の住まいを実現しました!
- なぜ持ち家を選んだのか?
-
満足度を重視したから
賃貸のままで身軽に暮らしていくという選択肢もありましたが、設備や間取りに不満がありました。
使い勝手が悪くて、けっこう不便…
そんな中で持ち家を選んだ理由は、希望の立地・環境に気に入った間取りのマンションが建設されたから。
しかも設備が最新式で気密性が高く、住み心地がよさそうでした。
気に入った家で、根をはって生きていきたいという気持ちから。
賃貸の家賃と住宅ローンの総額は変わらないという計算結果も出ていますが、
『どうせ同じ金額を払うのであれば満足度の高い方を選ぼう』
という考えで購入することにしました。
- 戸建てではなくマンションにした理由は?
-
売却・管理しやすいから
我が家は夫婦お互いの地元ではなく、夫の職場があるという理由だけで今の地域に暮らしています。
将来、夫の退職後はどちらかの地元に帰ることを検討中
そこで戸建てよりも売却しやすいマンションを選択しました。
万が一、転勤になった場合でも
その地域によって住宅のニーズはちがうので、調査は必須。
文教区でファミリー層に人気の地域なので、数年後も需要がある見込みです。
将来のライフプランに合わせて
- 持ち家購入の決め手になったことは?
-
団信・間取りが気に入った・タイミング
最大の決め手は、間取り・周辺環境が気に入った物件がタイミングよく見つかったことです。
高い買い物なので、気に入った物件じゃないと意味がないと考えました。
実はタイミングってとても重要だと思います。
希望の地域に、必ずしも希望の土地や物件があるとは限らない…
物件との出会いは運が大きいので、もしも「これだ!」という物件に出会えた場合は
もうひとつの決め手は団信。
夫に万が一のことがあった時、賃貸だと残された妻はそのまま家賃を払い続けなければいけません。
ですが持ち家で団体信用生命保険(団信)に加入している場合は、ローン残金がゼロになります。
がんと診断された時点でローン残金がなくなる
「がん団信」
にもオプションで加入しました
持ち家を叶えながらも、万が一の場合にそなえることができます。
- 物件を決める時に気を付けたこと
-
災害のリスクが低い場所
豪雨や地震などの災害が多いですよね。
地震は避けられませんが、土砂災害や洪水の被害はある程度リスクを減らせます。
どんなにいい物件でも、命の危険があっては元も子もありません。
川と山の近くは避けて探しました。
- 持ち家を買ってよかったことは?
-
とにかく「快適・満足・幸せ」
長く住むと変わってくるかもしれませんが、今の段階では快適そのものです。
設備は最新で住み心地がバツグン。
気密性が高くて、夏は涼しく冬は暖かい!
- 後悔していることは?
-
特にない
住宅ローンの負担もファイナンシャルプランナーに相談して決めたので、今のところ後悔ポイントはありません。
平屋に憧れているので、いずれ理想をつめこんだ戸建てに住み替えるのが夢です。
事前に準備をして、後悔しない選択をしよう!
実は住宅購入者のほとんどが、購入後に
『もっとちゃんと調べておけばよかった…』
と後悔しているんだそうです。
マンションを購入したけれど、戸建ても考えればよかった…
新築にこだわらず、中古物件をリノベーションすればよかったかも…
家の購入が少しでも選択肢にあるのであれば、まずは情報収集を!
いい物件と出会った時にタイミングを逃さないためにも、事前にセミナー等で勉強をしておくことをオススメします。
あらかじめ準備しておくことが重要!
私は「そろそろ家を…」と考えはじめた頃から、
- ファイナンシャルプランナーに家計相談
- 住宅展示場見学
- モデルルーム見学
- 住まいの相談会
などを訪れ、下調べをしました。
でも正直いろんな場所を訪問してヘトヘトに疲れました…
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1.新築戸建てを希望の人
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