前回は、家づくりブックを作る理由と、メリットについてお話しました。
今回は、具体的な作り方をご紹介します!
ちょっと時間はかかるけれど、あいた時間にちょこちょこ作業でできますので、ぜひやってみてください。
[chat face=”hoho.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]場合によっては、ご家族でしっかり話し合ってくださいね![/chat]
[jin_icon_check_circle]前回の記事はこちら
コンセプトブックの作り方・手順
では、さっそく作り方を説明します。
[box04 title=”ルール1:各部屋ごとに考える”]各場所ごとにページを作成します。
我が家の場合、
- リビング
- ダイニング
- キッチン
- 洗面所
- お風呂
- 寝室
- トイレ
- 玄関
- 書斎
- 客間
- 納戸
と、わけました。
場所ごとに別れていた方が、後で書き足したいことが増えた時にも、柔軟に対応できます。[/box04]
ステップ1:どんな雰囲気にしたいのか?(ネット画像を見つける)
[box04 title=”作業”]
- ネット画像を検索
- 気に入った画像をWordに貼り付ける
[/box04]
※ネット環境がない方は、スマホのスクショでもOK。専用のフォルダを作って、保存しておきましょう。
(できればクラウドで家族と共有する)
家づくりで1番重要なのがココです。
作りたい雰囲気がしっかり定まっていないと、統一感は出せません。
ナビと一緒で、目的点をまず決めないと、確実に迷走します。
どんな部屋にしたいのかを決めたら、浮気をしない。
これに尽きます。
オススメは、ネット画像を参考にすること。
インスタグラムなどには、素敵なおうちの画像がたくさん投稿されています。
※著作権などには注意!あくまで個人で使用する範囲に留めてください。
どんどんイメージを膨らませることが大事です。
家族で共有して、
「こんなかんじが好き」
「私はこんな雰囲気がいい」
とイメージのすり合わせをしましょう。
後で家具を購入する時にも、具体的な画像が参考になります。
ちなみに我が家は、
「北欧」
などのキーワードで検索していきました。
その結果、夫婦2人の好きなテイストは、シンプルモダンとナチュラルモダンの中間ということが判明。
お気に入りの画像が見つかったら、Wordにコピペ!
5~10個程度で大丈夫です。
(もちろん、お気に入りがたくさん見つかったら、たくさん貼り付けてもいいですよ。)
↓我が家のダイニングのイメージ↓
ちなみに、この画像集をハウスメーカーさんや家具屋で見せると、イメージがすぐに伝わります。
百聞は一見に如かず、とはこのことですね。
イメージを言葉で説明するのって難しいですもんね。
ステップ2:どんな家具を置くのか?
[box04 title=”作業”]
- 新居に持っていく家具の写真を撮る・サイズをはかって、Wordにリストアップ
- 新しく購入する家具をリストアップ
[/box04]
家具は、家の雰囲気を決める大事な要素。
旧宅から持っていく家具があるのなら、写真を撮って画像をWordに貼り付けます。
ちなみに、サイズもはかっておくと、あとあと役に立ちます!
取り扱い説明書に記載されている場合もあるので、メジャーがない場合は、取説を参照しましょう。
↓ハンガーラックは持っていくもの。その横に追加予定の棚も記載↓
新調する予定の家具があるなら、すべて書き出しておきます。
引っ越しって、いろんな費用がかかります。
予算内でおさえるために、何がどれだけ必要なのかを把握しておいた方がいいのですが、ここで書きだしておくと漏れなく計算できます。
また、今持っている家具を参考にしながら、家具を選ぶことができるので、統一感も守れます。
もうすでに買うものが決まっている場合は、その画像とサイズも調べて書いておきましょう。
ステップ3:使う家電製品をすべて書きだす
[box04 title=”作業”]
- 持っていく家電の写真とサイズをWordにリストアップ
- 新しく買う予定の家電をリストアップ
[/box04]
家電もインテリアの一部。
今すでに持っているものはしかたがないにしても、これから買う予定のものは、できるだけ部屋のテイストに合わせた色やデザインにした方がいいです。
持っていく家電は、サイズをはかっておきましょう。
「家電を置くスペースがない!!」という事態を避けられます。
↓冷蔵庫の色とサイズ。冷蔵庫の大きさで、置ける食器棚のサイズが決まるので、大事な情報です↓
注意点は、家にあるすべての家電製品を書くこと。
ひげそり、ドライヤー、毛玉取り、除湿器なども、すべてです。
(※人目に触れない場所にあるものは、リストアップだけでOK。画像は不要です)
ちょっと面倒ですが、コンセントの数を確認する時に、役立ちます。
夏の扇風機や、冬のホットカーペットなど、季節ものも忘れずに書きましょう。
↓失敗しないコンセント計画↓
ステップ4:その場所で、なにをするのか?
[box04 title=”作業”]その場所でなにをするか、を書き出す[/box04]
これは、当初、私のコンセプトブックには書かれていませんでした。
「これも書いておけばよかったなぁ」
という反省から生まれたNew項目です。
片付けのしやすい家にしたかったため、収納問題は、大事な
「その場所で何をするのか」
を考えると、
「そこで何を使うか」
がわかります。
ちなみに、モノは、よく使う場所に収納するのが散らからない鉄則です。
遠いところに片付け場所があると、
「あとで、なにかのついでに片付けよう」
と、ついついそこに置きっぱなしになってしまいますから。
つまり、そこで何をするか、がわかれば、そこに置く(収納す)べきモノがわかるということです。
例えば、私はダイニングでテレビを見ながら肌の手入れや化粧をします。
ですので、ダイニングの近くに、メイク道具の収納場所があれば、ベストということになります。
1日の行動を想像しながら、すべて書き出してみてください。
[box05 title=”例:洗面所”]
- 洗顔
- 歯磨き
- 髭剃り
- 髪をかわかす
- ヘアセット
- お風呂時の着替え
- 洗濯
[/box05]
このステップ4をへて、ステップ5へと続きます。
ステップ5:そこに収納するものを書きだす
[box04 title=”作業”]その部屋に収納(置く)モノを書きだす[/box04]
部屋の悩みといえば、収納の量ではないでしょうか?
ここで大切なポイントは、できるだけ具体的にモノを書き出すことです。
たとえば、我が家のダイニングの場合は、
ノートパソコンと充電器
ランチョンマット
救急箱
レシピ本
文房具セット
メイク道具
基礎化粧
ティッシュ
ウエットティッシュ
です。
どの部屋にどんなものを置くのかを、明記することで、
「この部屋にはモノが多すぎる」
など、気づくことは多いです。
モノが多い場所であれば、追加で棚を購入するなど、対処がしやすくなります。
ステップ6:検討中のオプション類を書き出す
[box04 title=”作業”]入れたいオプションをリストアップ[/box04]
新築マンションの場合は、内装のオプション工事には期限があります。
あとから
「これをやりたかった」
「やっぱりこれも追加してもらおう」
というのは、難しいものです。
ですので、前もって、要望をはっきりさせておかなければ、後悔することになります。
少しでも
「やってみたいな」
「気になるな」
と、思うものはすべて書き出して、見積もりをとってみることをオススメします。
意外と安くて予算内におさまることもありますし、代替案を提案してくれることもあります。
すべて希望どおりにはいかないこともあるかもしれませんが、取捨選択をして、最善の選択をすることができますよ。
ステップ7:困っていること・悩んでいること、を書き出す
[box04 title=”作業”]相談したいことをリストアップ[/box04]
自分たちでは考えつかない解決策も、プロなら簡単に導き出せることがあります。
我が家も、インテリアコーディネーターさんに相談して、一瞬で解決した問題が何個もあります。
困っていることなどは、相談してみることをオススメします。
相談できるのは、今しかありませんよ!
ステップ8:印刷してバインダーにとじる
バインダーのいいところは、後からどんどん追加できるところです。
思いつくたびに追加していきましょう。
インデックスをつけると、さっと開けて便利です。
完成すると、こんなかんじです。
打合せや、家具を購入する時には、必ず持参しましょう。
必ず役に立ちます。
今回は我が家の例ですので、ご自分の好きなようにアレンジしてみてください!
[chat face=”hoho.png” name=”ぴよ” align=”left” border=”yellow” bg=”none”]せっかくの大きな買い物です。一緒に素敵な家づくりを叶えましょう♪[/chat]