- 6万円の節約に成功した我が家の例
- 分譲マンションの火災保険で押さえておくべきポイント
- 分譲マンションの火災保険の賢い選び方
我が家は新築マンションに入居するにあたり、マンション販売元から提携先の火災保険会社(A社)を勧められました。
大手なので安心感はありましたが、提示された見積もりを見ても
- 金額が適切なのか
- 保障内容が適切なのか
がさっぱりわからず悩みました。
自分でいろいろ調べてみると、
必要ではない補償を過度につけられていて唖然…
そこで火災保険の一括見積もり【火災保険の窓口】を利用してみたところ、約6万円の節約に成功!
16万円⇒10万円に大幅減!
一度にたくさんの保険会社を比較できるので、お金だけでなく時間も削減できました。
今回は分譲マンションの火災保険選びの手順と押さえておくべきポイントをまとめました。
我が家が選んだ保障内容と金額を公開します。
これから火災保険を考える方は、ぜひ参考にしてね!
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火災保険・保険料の相場は?
『金額をどのように決めたらいいのかわからない』
という意見を聞きます。
私も相場がピンとこなくて困りました
実は火災保険の保険料は、物件の建っている地域によってちがうんです。
保障内容もそれぞれ異なるため、金額の目安はありません。
火事や災害に備えるための保険なので、まずは必要な保証内容を決めることが重要!
必要な補償は、各家庭でちがいます
①保障内容を選び、②見積もりを取り、③比較をして初めて金額は決定します。
①~③までの流れとポイントを、私の実体験をもとにお話していきます。
火災保険の選び方
火災保険を選ぶ時は、以下の手順で決めていくとスムーズです。
- 必要な補償内容を決める
- 保険期間を決める
- 保険会社を選ぶ
順番に説明していきます。
1.必要な補償内容を決める
まずは必要な補償内容を決めることから始めます。
火災保険には火災に対する補償だけでなく、
- 風災
- 水災
- 盗難
- 地震
など、家に関するさまざまな補償があります。
すべての補償をつければ確かに万全なんでしょうが、保険料金は高くなります。
- 1階なのか、高層階なのか
- 川・山が近いのか、平地なのか
- 台風の多い地域か
など、住んでいる地域や物件の条件によって、必要な補償内容は変わります。
補償内容をしっかり理解して、自分にとって必要な補償を選ぶことで無駄を省くことが大事!
のちほど我が家の実例を紹介しますね
2.保険期間を決める
火災保険は1年単位で加入もできますし、長期で加入することもできます。
1番のオススメは、できるだけ長期間加入し、保険料を一括で支払うこと!
ちなみに我が家は10年間の保険期間で、保険料・約10万円を一括納付しました。
出費が多い時期なので痛手ですが、
長い目でみたらお得なんです!
3.保険会社を選ぶ
補償内容が固まったら、条件に合う保険会社を探します。
とはいえ、自分で火災保険会社を選ぼうと思っても、そもそも保険会社自体をあまり知りませんよね。
多くの保険会社の中からベストな一社を見つけるためには、一度の入力でたくさんの保険会社を探せる火災保険一括見積もりがオススメ!
時短できて便利です!
私も一括見積もりサイトを利用して、保険料6万円の節約に成功しました!
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我が家の火災保険の加入例
必要な補償内容を決めると言っても、なかなか難しいですよね。
私も苦戦しました…
そこで我が家の例を紹介します。
建物:新築マンション
面積:約70㎡
地域:九州
我が家が火災保険を選んだ時に重視した保障内容は以下のとおりです。
我が家の補償内容の優先順位
内容 | |
---|---|
火災・落雷・爆発 | ◎ |
風災・雹(ひょう)・雪災 | 〇 |
盗難 | △ |
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等 | 〇 |
水濡れ | ◎ |
騒擾・労働争議に伴う暴力・破壊行為 | △ |
水災 | △ |
地震 | ◎ |
家財 | 〇 |
個人賠償責任保険 | ◎ |
保障内容を書き出して優先順位をつけてみると
わかりやすいです
◎…絶対に必要な補償
我が家が絶対にはずせないと考えた保障内容は以下の4つです。
- 火災・落雷・爆発
- 水濡れ
- 地震
- 個人賠償責任保険
火災に備えるための保険ですから、当然「火災・落雷・爆発」は必須事項です。
実は隣家の火事で我が家も火事になった場合(もらい火)は、損害賠償請求はできないんです。
自分の火災保険でカバーするしかない…
いくら自分で気を付けていても、もらい火は防げませんから火災保険は入っておかなくてはいけません。
その他の補償について、我が家が必要だと思った理由を紹介していきます。
水濡れ
マンションの場合は戸建てとちがい、天井や床下に給水・排水の配管が張り巡らされているので「水濡れ」はあった方がいいと考えました。
給水管に問題が発生して部屋が水浸しになった場合、建具・壁紙・フローリングなどに大きなダメージが発生します。
- 給水管の破裂により自室が水浸しになった場合
- 火災による放水で水浸しになった場合
⇒壁紙の張替え、家具や家電製品の買い替えが発生
火事は自分で気を付けることである程度避けられますが、給排水管などは見えない場所なので対処できません。
もしかしたら火災よりも発生リスクは高いのかも?
と考えて必須条件としました
個人賠償責任保険
前の項目の「水濡れ」は自分の部屋に損害が出た場合の保障です。
自分の部屋が原因で他人の部屋に水濡れ被害が発生した場合は、「個人賠償責任保険」から他人に対して賠償されます。
洗濯機のホースがはずれるなど、不注意で下の方に迷惑をかけることは充分に考えられます。
「水濡れ」と同じく、マンションに住む場合には必要な補償です。
すでに別の個人賠償責任保険に入っている場合は、
重複して入る必要はありません
地震保険
鉄筋のマンションは戸建てよりも頑丈なので、
『地震保険は必要ない』
と言う人もいます。
日本に住んでいる以上、いつどこで想定外の大きな地震が発生してもおかしくありません。
熊本県在住の友人宅は、2016年の熊本地震で全壊…
そこで地震保険も必ず入ろうと決めていました。
火災保険金などは修理に必要な実費を給付する制度ですが、地震保険は被災後の生活再建を目的としています。
地震保険金は、使い道が自由!
家財の買い替えや修理はもちろん、住宅ローンの返済や生活費に使ってもOKなんです。
年末調整で地震保険料控除も受けられますよ。
〇…余裕があれば加入する
必須ではないけれどできれば入っておきたいと考えたのは、以下の2点です。
- 風災
- 家財
- 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等
風災
最近は温暖化の影響なのか台風は巨大化傾向、さらに竜巻や突風が多くなってきました。
けれどマンションには雨戸やシャッターがついていないことが多いんです。
飛んできたモノで窓ガラスが割れた場合、床や壁に被害を受けます。
我が家は高層階ではないので、近所の高台の家から瓦が飛んでくることも考えられます。
余裕があれば加入しておきたい保障です。
家財保険
家財の補償をつけておくと、建物も家財も両方補償してもらえます。
逆にいえば、家財に入っていなと建物だけの補償になります。
実は一度だけ私の実家でちょっとしたボヤを出したことがあったんです。
ロウソクが倒れて仏壇を少し焦がしただけでしたが、それでも煙やススのおかげで近くにあった棚やイスは使えなくなりました。
小規模の火事でもなかなかダメージ大きい!
家が本格的な火事になったら、ほぼ確実にほとんどの家具・家電類は使えなくなります。
我が家の場合は、新居に合わせて家具をすべて買い替えました。
奮発していい家具を買ったので、なかなかのお値段です
家財の補償に入っておくと、突発的な事故で家具を壊してしまった時も保障されます。
そこで家財にも保険をかけることにしました。
- 小さな火事でも家具類のダメージは大きい
- 家財に入っておくと、建物+家財の両方を補償してもらえる
- うっかり壊した時も、修理代や買い替えにかかる金額を補償してもらえる
持ち家に入居する時には、家具や
△…入らなくていいもの
- 盗難
- 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等
- 騒擾・労働争議に伴う暴力・破壊行為
- 水災
盗難
我が家のマンションは、コンシェルジュが早朝から夜間まで駐在しています。
オートロックで監視カメラが死角がないように張り巡らされ、警備会社の24時間監視もついています。
室内には緊急通報ボタン付き
常に人の目が行き届いているため、セキュリティが万全!
そこで盗難補償は必要ないと考えました。
オートロックがついていない物件や治安に不安のある地域であれば、必要と考えたかもしれません。
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等
飛行機やヘリコプターなどの墜落、車の飛び込みなどで家屋に被害があった時に補償されます。
あとは嫌がらせで石を投げ込まれた場合なども補償の対象
我が家は中層階なので投石の心配はまずありません。
飛行機の空路の真下ではありますが、墜落する可能性はかなり低いと思うので、なくてもいいかなと感じました。
自動車が飛び込んでくることはあるかもしれないので、交通量の多い道路に面した1階の方はつけた方がいいかもしれません。
最上階の方も落下の影響は大きそうなので、あった方がいいかも
騒擾・労働争議に伴う暴力・破壊行為
騒擾(そうじょう)という言葉は、火災保険を検討して初めて知りました。
集団での暴動を指すようです。
海外のニュースでたまに見かけることはありますが、日本で暴動がおこることはあまり考えられません。
イメージわかない…
水災
我が家は川からも山からも離れた立地で、しかも中層階なので水害のリスクは低いと感じました。
最近は毎年、想像を超える豪雨災害が発生しています。
近くに山や川がなくても、1階の人は絶対に入っておいた方がいいと思います。
ハザードマップには浸水予想が表示されているので、新居の付近をチェックしてみてください。
浸水予想が2m以上だと、2階でも被害が出ます
自己判断せずに、自治体の情報を収集して判断してくださいね!
我が家の実例を紹介しましたが、もちろんこれが正解というわけではありません。
各家庭によって、物件の条件や必要・不必要の基準はちがいます。
万が一の時に助けてくれる保険なので、なんとなく加入するのではなく一度しっかり考えてみることが大事だと思います。
ざっくりとでもいいので補償内容について決めておくと、見積もりをする時にスムーズです。
我が家が実際に選んだ火災保険
必要な補償内容を決めたうえで、火災保険一括見積もりを利用しました。
加入した保険会社と保険金額
一括見積もりを利用後、メールで10社の保険会社から見積もりが返ってきました。
勧誘の電話はかかってこなかったのでホッとしました
ひとつひとつ内容をチェックした結果、1番補償が充実していて保険料金が安かった『SECOM(セコム)安心マイホーム保険』に決定!
- SECOM安心マイホーム保険(SECOM損害保険株式会社)
- 保険料 :10万8,150円(うち地震保険料2万4,990円)
- 保険期間:10年間(地震保険は5年間)
- 建物の保険金額:1,000万円(地震500万円)
- 家財の保険金額:700万円 (地震350万円)
採用した補償内容は、以下のとおり。
- 火災、落雷、破裂・爆発
- 風災、雹災、雪災
- 建物外部からの物体の落下、飛来、衝突等
- 水濡れ
- 騒擾、労働争議に伴う暴力・破壊行為
- 盗難
水災以外は全部ついているパッケージプランになりました。
さらにオプションの特約は以下のとおり。
- 個人賠償責任保険
- 建物&家財の破損・汚損
- 類焼損害補償
付けたい補償をすべて採用しましたが、保険料は当初より6万円も安くなっています!
提携先A社の内容 | 自分で選んだ内容 | |
---|---|---|
補償内容 | フル装備 | 水災をはずした |
家財の保険金限度額 | 1,000万円 | 700万円 |
保険料(10年) | 16万9,000円 | 10万8,150円 |
比較することって大事!
火災保険料の一括見積もりで必要なもの
火災保険の見積もりには、以下の内容が必要です。
売買契約書などの書類一式を準備して始めましょう
- 氏名、電話番号、メールアドレス
- 建物の種類(戸建orマンション)
- 建物の構造(木造orコンクリート造など)
- 耐震・免震の有無
- 火災・盗難セキュリティ設備の有無
- 建築年月
- 所在地
- 専有面積
- 希望の補償内容
複数の保険会社から見積もりをとることが、節約のカギです!
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マンションの火災保険Q&A
マンションの火災保険で気になることをまとめました。
- いつまでに加入すればいいの?
-
引き渡し日から加入しましょう!
カギの引渡し日からは、すべて自分の責任になります。
引き渡しから入居日までに期間があったとしても、引渡し日から火災保険の補償が開始されるように加入しておかなければ、引越しまでに火災が発生しても誰も補償してくれません。
ちなみに我が家は、保険会社から勧められてローン実行日 - マンション提携先の火災保険に必ず入らないといけないの?
-
自分の好きな保険会社を選んでOK
新築マンションの場合はデベロッパーから、特定の火災保険会社を勧められることがあります。
我が家も某大手の火災保険会社を勧められ、説明会も開催されました。
けれど必ずしも提携先の火災保険に加入しないといけないわけではありません。ぴよ自分で自由に選んでOK
最適な火災保険で安心と節約をかなえよう
- 必要な補償は地域や建物の条件によって異なる
- 自分に必要な補償内容を吟味する
- できるだけたくさんの保険会社から見積もりをとり比較する
以上のポイントを押さえておけば、最適な火災保険を選べるはずです。
特には、インズウェブ火災保険一括見積もりサービスは、一度にたくさんの保険会社から見積もりが届くのでオススメです。
引越し前の貴重な時間とお金を節約できます!
マンションライフを安心・安全に楽しむために、ぴったりの火災保険を選んでくださいね!
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